- 2006年3月 6日 03:03
- diary
能動的に活字本を読み始めてます。(ライトノベルを除く)
山田風太郎の「忍法帖シリーズ」を手当たり次第。
人生で最後まで読み切った活字本は、小学校で「2分間の冒険」と、中学に「カモメのジョナサン」を読んだくらいという、どうしようもない非読書人間。しかもどっちも確か読書感想文だったきがする。それ以外の本はあらすじだけ読んで感想をかいてるか、やっていないかでした。
もとはと言えば、バジリスクという漫画がおもしろくて、原作がどうも山田風太郎 著「甲賀忍法帖」ということだったので、これをどうやって活字で表現してるのか気になって読み始めたというもの。ちょうど読む直前に、TVで司馬遼太郎と山田風太郎の比較?みたいな番組がやってて、遼太郎は二つの歴史的事件があったとしたらその間を「こうであったはずだ」と予想して書くタイプ、しかし風太郎は「こうであってもいいはずだ」と想像して書くタイプだったそうで、それを聞いて"大嘘"な話を聞くのが大好きな自分としてはたまらず読みにいったわけで。(その番組では"大嘘に裏付けられた真実"といったような事が後につづいて解説してあったけど割愛)
ほんで「甲賀忍法帖」→「伊賀忍法帖」と読みおわり今は「くノ一忍法帖」を読んでる所。次は「柳生忍法帖」が控えてます。物凄く本を読むのが遅い自分だけれども、スイスイと読み進んでいける。
甲賀忍法帖は、甲賀に主人公、伊賀にヒロインと、それを聞いただけで結末とあらすじが分かるけれども、其れ以外の部分は要するに、時代劇版X-MEN。またその超人ぷりを、もっともそうな理屈で解説がついてるのだけれども、"そんな馬鹿な"っぷりに男塾の民明書房刊的面白さを感じずにはいられない。
今となっては有り触れたストーリー展開で、目新しいのは異常な忍者と忍術くらいなのだけど、これが発表されたのは1933年ということを考えるとすごいなぁと。
様々な能力をもった悪の軍団と聞くと意味もなくワクワクとしてしまうひとには是非。ちなみに寺田克也の濃い表紙が苦手な人は角川ではなく、ちくま文庫の渋い表紙がおすすめ。
■山田風太郎について(はてなアンテナ)
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